その件につきましてはご想像にお任せ致します。(笑)


私は商社の事務員をしています。基本内勤で、電話での受注業務などの対応をしています。
私もお客様も直接顔を合わせる機会はほぼありません。
この仕事をはじめて10年程経ちますが、いまだに顔の知らないお客様はざらにいます。

私自身もお客様から顔を知られていないので、印象は声のみとなります。
一応私も事務員の端くれといえどプロ意識を持ち仕事に臨んでいます。
普段の地声は低い方で、テンションも低めです。
しかし、仕事の電話では2オクターブ位高めの声色で応対をし、電話口でも笑顔で対応することを心掛けています。
その甲斐あってか、ありがたい事にお客様から指名して頂いたり、お誉めの言葉を頂いたりする事も多々あります。

その中で先日一番嬉しい事がありました。
いつも誉めて下さるお客様がいるのですが、その日電話を切ろうとした際に
「あ、ちょっと待って、関係ないことかもしれないけれども聞いて。君はいつも奇麗な声をしているね。」
ここまでは正直慣れているのでお礼を言いました。
「こんな奇麗な声の人はさぞかし美人なんだろうね。」

今まで親にも旦那にも言われたことのない最上級の褒め言葉を頂きました。
正直焦り、何と返したらよいか困ってしまいました。

電話を切った後も嬉しさが込み上げ、その日は一日中ニヤニヤが止まりませんでした。